デンマーク出身の4人組「MEW」とは?
「MEW(みゅー)」は1994年にデンマークのコペンハーゲンで
幼馴染のヨーナスとボウ、ヨハン、そしてスィラスによって結成。
2003年にリリースされたMEWのデビュー作「Frengers」は、
日本でも話題となった!
デンマークの音楽評論家によるアワードで、
「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「バンド・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
日本の音楽フェス「サマソニ」やワールドツアーも成功を収める。
ボーカルのヨーナスの声は性別不詳の美しい声をしている。
音楽はメランコリックでドリーミー!
変拍子のリズムと、シューゲイザー的轟音ギター、美しいピアノの旋律。
私が「MEW」を知ったキッカケとは?
私がMEWを知ったキッカケは音楽雑誌「SNOOZER」の別冊
『THE ESSENTIAL DISC GUIDE 2004』。
MEWの「Frengers」は、
「静かに染み込んでいく、黄昏時のサウンドトラック」の特集に選ばれていた。
薄やみに包まれ、ひっそり閉ざされた夕刻の寂れた遊園地。
煌めくネオンを灯しながら、静かに廻り続ける無人のアトラクションの数々。
そして気が付けば、いつの間にかゆっくり観覧車に揺られ、
少しずつ夕焼けから夜の濃紺へとグラデーションを見せる空へと高く昇りつめていく。
「Frengers」を聴いていると、
どこかお伽めいた幻想的な世界に迷いこんでしまった気分にさせられる。
引用:『THE ESSENTIAL DISC GUIDE 2004』
その文章でこの音楽を聴いてみたいと思った。
このアルバムが出てから2年後のある日、
当時私は、バンドをやっていてソニーの新人発掘チームの育成にかかっていた。
そのソニーの担当者から、
このアルバム、サロン好きそうだから聴いてみなよ。
これ聴きたかったアルバムだ~!!
運命的にこの「Frengers」に出逢ってしまった!!
それからもう13年経つが色褪せない名盤なのです!
☝ちなみに上の本は永久保存版。
「あなたのライフを変えるかもしれない300枚のレコード」という事で
たくさんの名盤が紹介されています♪
MEWのデビュー作「Frengers」のオススメトラック
① Am I Wry ? No
このアルバムのオープニングを飾る。
歪んだギターの音、手数の多いドラミング、複雑な曲構成だけど
ヨーナスの美しい声とキャッチーであり妖しいメロディーに衝撃を受ける。
曲調がどんどん移り変わっている面白さもMEWの魅力を現す1曲になっている。
⑤ Behind The Drapes
イントロが心地よいスピードと美メロで
北欧の美しい雪景色を想像させられ、白夜の美しさ
オーロラの妖しさまで誘ってくれる!
⑥ Her Voice Is Beyond Her Years
ヨーナスが影響を受け敬愛する
ストックホルム出身の女性シンガーソングライター
「スティーナ・ノーデンスタム」がゲストボーカルで始まる曲。
イントロの疾走感は北欧の夏をイメージ出来る。
スティーナとヨーナスのボーカルの掛け合いは
二人とも美しすぎて、儚い。
⑧ She Came Home For Christmas
私の中で一番好きなクリスマスソング!
なんて美しい曲なんだろうって毎年雪が降る頃に聴いて思う。
雪降るクリスマスがイメージ出来る名曲。
童話チックなPVも素敵です。
大人気な曲なので、日本でもシングルカットされました。
⑩ Comforting Sounds
9分を越える長い曲だが
4分ほどギターとボーカルのみ。
じわじわとリズム隊が増えて厚みを増していき
ストリングスまで入り終盤はもう美しすぎて。
ちょっとエロい例えだけど女性の昇天に近い感覚?
聴いてて気持ちいいんです!
まとめ
- 全曲が美しくてクオリティー高い!
- まさに北欧の空気と景色に一瞬で誘ってくれる儚くて切ない白昼夢みたいな音楽!
- PVはグリム童話をモチーフとした妖しい世界観で映像レベルも高い!
この記事を書くにあたってMEWの「Frengers」について調べていたら、
な、、なんと!!
「Frengers」発売15周年を記念した再現ライブツアーが
東名坂で開催!!
しかも11月!!
昨日なんとか行けないかと飛行機チケット見ましたが、
高い!
もう休み取るの厳しい!
もっと早く知っておけば。。
MEWのライブは東京と大阪まで観に行った事があるくらい好きなので
昨日、この事実を知った時ショックでブログ書くの投げ出しました(笑)
昔、私はタワレコなどCDショップで働いてた事があるので
その時に培ったレビューを書くという事を久しぶりにやったら
全然表現できない!難しいですね。
こんばんは。サロンです!
今日は秋から冬になると聴きたくなる音楽、
デンマークの「MEW」というバンドのアルバムを御紹介します!
20代の頃、私にかなり影響を与えてくれた音楽です。
まるで夕暮れの北欧に誘ってくれる!